詩学と異言





◎映像に連なる散文はまるで預言のようだった。それは、私が意識さえしなくなったことを言葉で捉えては未来を見せているようだった。繰り返される白昼夢、リピート記号の指示から解放される日はいつなのだろうか。

(PANGAEA DOLL P276)


◎異言とは精霊を受けて宗教的恍惚に陥ったものが語る他人には分からないものという意味もあり、初期教会では精霊によって運ばれた神の賜物という解釈もありました。異言は妄想や異端とも紙一重なものを見せます。それはセラフィタ(バルザック)の知性の飛翔に使われた異端であるスウェーデンボルグにも見られたように思えます。


◎詩情、選ぶ言葉を自分の感情だけで選ぶのは感情に囚われて自由になれない。言葉には霊性があり、法則がある。目の前のことが三位一体のように自分だけの物ではないのだ。それが信じられない人は詩人の資格があるのかも私はわからない。詩人は独自の世界の中に入りやすい、けれども個というのは、孤になるのとは違う。



随時追加予定